さて、今回は、久々に「確定拠出年金」についてです。
若い方に、「確定拠出年金」について聞くと、
「何となく手続きが面倒くさそう」
「運用とか、どうしていいかよく分からない」
と頭から敬遠される方も多いようです。
ただ、そんな方に限って、「どうせ私達が、老後を迎える時には、国からの年金は、ほとんどもらえないでしょう!?」という話になります。
そうです。その通りです。
今の若い方が、退職する年齢の頃には、確かに国の年金財源は十分ではなく、受給年齢(もらい始める年齢)が引き上げられたり、支給される年金の金額が減ってしまうかもしれません。
日本の人口は、毎年東京23区のどこかの区が、無くなってしまうスピードで減り続け、新しく生まれて来る赤ちゃんの数は、既に1年に90万人を割っています。
医療の進歩のおかげで、寿命は伸びていますが、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)は、驚くべき速さで減っているのです。
今回、日本では、首相が交代します。
ただ、だれがトップになったとしても、90万人を割った新生児の数が、急に120万人に増えることはないでしょう。
逆に、今の「公的年金制度」が、自分の老後にとって十分でないのなら、その差額は自分で埋めるしかありません。
会社に「“企業型”確定拠出年金」の制度が有る方は、当然、拠出されるべきですし、会社に制度が無い方も、「“個人型”確定型拠出年金(イデコ)」と呼ばれる制度を活用できます。
この制度に拠出したお金(掛金)は、今のお年寄りを支えるお金ではありません。
“自分の将来の為のお金(掛金)”です。
現行制度のままであれば、60歳になったら、自分自身で受け取ることができます。
自分と自分の家族を守れるのは、自分だけです。
今すぐ、「確定拠出年金」の制度を、調べ直しましょう。
実際に、どう利用したらよいのか、自分に合った利用方法については、まずは、お気軽にご相談ください。
初回面談は無料となっています。