こんにちは。
さて、今回のロシアのウクライナ侵攻に際し、改めて考えさせられたことがありました。それは「制裁」についてです。
ロシアの侵略行動に対して、先進国を中心にいろいろな形での「制裁」がされています。企業は次々とロシアから離れ、原油や金も、ロシアからは買わないこととなりました。ただ、ロシアは自国で原油や天然ガスや農産物を生産し、目先は何とかしのいでいます。
一方、仮にこれが、もし日本だったらどうなっているでしょうか。
日本が、他国を侵略するというようなことはないにしても、他国への制裁措置に対し、その対抗措置として、農産物や海産物の輸入や漁業ができないという事態になったらどうなるのでしょうか。
米国やオーストラリアやカナダなど、遠い国に助けてもらうことになるとは思いますが、あくまでもビジネスとして考えた場合、「買いたい物を買いたい値段で」と、都合良くはいかなくなります。
現在日本においても、他の先進国ほどではないにしろ、原油、食料品から日用雑貨、家電に至るまで、インフレの足音が徐々に聞こえ始めています。
今後、この流れがさらに大きくなっていくのかどうかはわかりませんが、やはり、いざという時に備えて、ご自分の資産構成を、「仮にインフレが起きても、ある程度は何とかなるようにしておく」必要があります。
これは、「来年には株価が上がるから、今のうちに株を買っておけば儲かる」といった類の話ではありません。
短期的な投機と、中長期でどのようなことが起こっても、なるべく対処できるようにしておく「資産形成」とは全く立ち位置が違います。
今後のインフレに備えて、ご自分とご家族の為に、取り組まなくてはいけないものはどういった「資産形成」なのか、是非この機会に見直してみましょう。
あまりイメージがわかない方は、具体的な方法について、まずはお気軽にご相談ください。