こんにちは!
さて本日は、久しぶりにポンド建てのファンドをご紹介したいと思います。
運用会社は、英国に籍を置くブティック系のウェルスマネジメント会社です。
ファンドの特色としては、2つあります。
一つ目は、投資対象を、英国の大企業から中小企業の株式としている点です。
二つ目は、幅広く分散投資するのではなく、25-30銘柄に厳選して投資を行っている点にあります。
では、実際に、過去の実績を確認してみましょう。
2016年4月から | 19.0% |
2017年 | 16.5% |
2018年 | -4.6% |
2019年 | 22.3% |
2020年 | 12.2% |
2021年 | 17.6% |
2022年 | -4.5% |
2023年1月現在 | 0.1% |
年間収益率 | 13.3% |
標準偏差 | 12.8 |
昨年こそ、2018年以来のマイナスの年となりましたが、英国株式セクターの他のファンドと比較して、過去3年の収益率はトップ、また過去5年の収益率は2位にランクするなど、好成績を残しているファンドです。
アクティブ型のファンドとしては、評価できるのではないかと思います。
英国では昨年9月に、大型減税の法案を掲げたことで、その財源確保の懸念から、通貨、株式、国債が同時に売られる“トリプル安”となりました。
ただ今年に入り、英国の代表的な株価指数FTSE100は、2月3日に過去最高値を約5年振りに更新しています。
英イングランド銀行(中央銀行)が、今後の利上げ幅の鈍化を示したことで、金利上昇による景気後退への不安が和らいだことや原油やガス価格の上昇により、主力のエネルギー企業の好業績が続いていることが背景にあるようです。
その他、ファンド概要は、以下をご覧ください。
ファンドタイプ | 英国株式ファンド |
ファンド形態 | ミューチュアルファンド(UCITS OEIC) |
ファンド運用残高 | 5,160万英ポンド(約83.6億円) |
設立地域 | 英国 |
投資通貨 | 英ポンド |
購入・解約手数料 | なし |
マネジメントフィー | 投資クラスによって異なる |
取引頻度 | 毎日 |
最低投資額 | 投資クラス及び取引口座により異なる |
英国株は米国株とは異なった値動きをしますので、“通貨分散”の一環として、英ポンドでの投資先を検討中の方には、面白いファンドではないかと思います。
なお、当ファンドに関するご質問などについては、「ポンド建て英国株式ファンド」で、お問合せください。
ご参考としてください。