中央銀行政策決定会合の結果を受けて Ifa Japan

中央銀行政策決定会合の結果を受けて

こんにちは。
さて今回は、先週行われた各国「中央銀行政策決定会合」について、振り返ってみたいと思います。

前回お知らせした通り、先週、主要先進国の中央銀行の政策決定会合が、3連続で開催されました。

主役の米国では、13日から14日にかけて、連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれ、終了後に、パウエル議長の記者会見が行われました。

結果は、「今回は政策金利変更無し」でした。市場の大半は、この「変更無し」を予測していたものの、最後の記者会見では、多少驚かされた向きもあったようです。

それは、会議に参加していた米国の金融政策を司る人たちが、2023年末の政策金利を現在の水準よりも0.5%高く予想していたからです。FOMCのメンバーは決して、インフレの先行きを楽観視していないという事が確認できました。

次に、欧州中央銀行(ECB)は市場の予想通り、0.25%政策金利を引き上げました。ただ、予想と違う点は、次回7月会合でも利上げを継続する可能性が高いということを表明したことです。

そして最後に、日本は、「変更無し」、「現状維持」でした。

総じて、市場の想定内の結果に終わったため、市場には一気に安心感が膨らみ、NYダウ平均は、15日には、428ドル、率にして1.26%上昇しました。

また、日本でも日経平均の16日の終値は、1週間前の9日と比較して、1,440円、率にして4.47%上昇しています。

ただ、これだけ「金利はそう急には下がらない」というメッセージを、日本を除く先進国中央銀行が発しているにもかかわらず、株価は上へ上へとトライしているように観えます。

いずれにせよ、目先の動きに惑わされずに、継続して「積立」などで運用を続けていけば、利益を確定できる機会が巡ってくる確率がかなり高いという事です。

大事なことは、株価がどうなるかという予想ではなく、「運用を継続する時間」です。

積立手法を利用して、ご自分の将来の「資産形成」に取り組みたい方は、まずはお気軽にご相談ください。

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