確定拠出年金は、“究極の積立制度” Ifa Japan

確定拠出年金は、“究極の積立制度”

さて、今回は、久々に「確定拠出年金」について考えてみたいと思います。

「確定拠出年金制度」には、個人型(iDeCo)と、企業型(401k)がありますが、それぞれ掛金の上限金額が決まっています。
個人型の場合は月額23,000円、
企業型の上限は55,000円です。
一見、大きな金額には見えませんが、これは毎月の上限額です。

そして、「確定拠出年金制度」は、その名の通り、“年金”の位置づけなので、60歳あるいは65歳まで、死亡等の特殊な事情が無い限りは、引き出すことができません。

「途中で引き出すことができない」ということは・・・。
そうです。結果として“究極の積立制度”なのです。

個人が資産形成をするためには、「長期」「積立」「分散」が肝心とよく言われます。確定拠出年金制度は、企業型に入ろうと、個人型に入ろうと、事情が無い限りは途中でやめることができません。毎月コツコツと、「長期」に渡ってひたすら「積立」していく制度です。

従って、この制度を使って、拠出金を国内、海外、株式、債券等にある程度分散させれば、「確定拠出年金」だけで「長期」「積立」「分散」の必要条件を充分に満たすことになります。

もちろん、金額に上限があるため、確定拠出年金に取り組めさえすれば、老後は安泰という話ではありませんが、一時大きな話題になった「老後2,000万円問題」を軽減するのに役立つことは間違いありません。

年明けから、株式市場が下落して、「投資などしなくて良かった」と安堵している方、今が絶好のタイミングです。今から始めれば、安い価格で投資信託を、たくさん“仕込む”ことができます。

まだ、「確定拠出年金」を始めていない方、また預金でしか積立をしていない方、是非、この機会にご自身の老後のために、「資産形成」に取り組みましょう。

「確定拠出年金」の始め方がよくお分かりにならない方は、まずは、お気軽にご相談ください。

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