こんにちは!
ESGインパクト投資が注目を浴びる中、今回は、インパクト投資のETFをご紹介したいと思います。
インパクト投資では、具体的には、以下のような事業会社に投資を行っています。
・ワクチンや新薬の開発 |
・オンラインによる医療情報提供 |
・電気自動車の生産 |
・クリーンエネルギーの供給 など |
欧米を中心に投資が進み、2016年には、すでに社会課題や環境課題に対処する製品や、サービスを提供する上場企業のみを集めたインデックスが、立ち上がっています。
今回ご紹介するのは、このインデックスに連動したETFとなります。
では、まずは運用成績を観てみたいと思います。
ここでは、米国株S&P500指数連動のETFと、過去4年間を比較してみました。
インパクト投資ETF | S&P500 ETF | |
---|---|---|
2017年 | 23.60% | 21.69% |
2018年 | -7.55% | -4.45% |
2019年 | 24.80% | 31.29% |
2020年 | 44.65% | 18.40% |
いかがでしょうか!?
特に、2020年は、大きくS&Pを上回る成績を残しています。
また現在、当ETFは、約140銘柄に分散投資を行っています。
業種別にみると以下のようになっています。
生活必需品 | 19.7% |
資本財 | 19.0% |
ヘルスケア | 17.4% |
一般消費財 | 13.4% |
素材関連 | 11.8% |
不動産 | 8.0% |
公共事業 | 4.6% |
情報技術 | 4.2% |
通信サービス | 1.4% |
キャッシュ、その他 | 0.5% |
インパクト投資とはいっても、かなり幅広い分野に分散していることがわかります。
その他ファンド概要は、以下をご覧ください。
ファンド形態 | インパクト投資ETF |
運用開始日 | 2016年4月 |
運用残高 | 5億1千万米ドル |
投資通貨 | 米ドル |
購入手数料 | なし |
マネジメントフィー | 0.49% |
取引頻度 | 毎日 |
コストが安く、透明性の高いETFで、“インパクト投資”の将来性に期待されたい方には、面白いファンドではないかと思います。
なお、当ファンドに関するご質問、ご相談、投資助言を希望される方は、以下のURLから、「インパクト投資ETF」のファンド名で、お問合せください。