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今日の数字「174億9千万円」

さて、今日の数字は、社会的に深刻な数字です。前年同期比より7.1%減少してはいるものの、いまだ特殊詐欺に騙される人が後を絶ちません。皆さんのご家族は大丈夫ですか!?

警察庁のまとめによれば、今年1月から6月の間に、全国の警察が確認した特殊詐欺の被害額が、174億9千万円に上ることがわかりました。

手口別にみると、「オレオレ詐欺」が、前年同期比1.9%増えて96億3千万円、認知されている件数は4560件と、前年比22.7%も増加しました。

また、「架空請求詐欺」は、3.8%増の61億1千万円。医療費の還付などを偽る「還付金詐欺」が10億7千万円、「融資保証詐欺」が2億6千万円などとなっています。

件数自体は、全体で8197件と、前年比7.1%減少はしていますが、これはあくまで「認知」されている件数です。発覚していない事件を含めれば、さらに被害額は、拡大することでしょう。

そして、何といっても、被害者の75%は、65歳以上の高齢者だということです。

自宅の固定電話を留守番設定にするとか、銀行のATM限度額の制限など、様々な対策が考えられていますが、一番は、何といっても、やはりご家族が守ることです。

電話をする場合、親子間の「合言葉」を決めるなども、最近では推奨されています。お盆で帰省される方は、ご両親とご一緒に考えられてはいかがでしょうか!?

そして、何といっても、一人暮らしやご両親だけで暮らしているご家庭においては、こまめに連絡を取ることが、一番の予防策といえるでしょう。

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