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4月の米雇用統計と資産形成への取り組み

こんにちは。

さて、今回は、先週5月3日に発表された2024年4月の米雇用統計を振り返ってみたいと思います。

先週、日本はゴールデンウィーク中でしたが、世界の金融・外為市場はそんな事にはお構いなく、大きな上下動を繰り返し、株式市場にとっても、外国為替市場にとっても緊張の1週間となりました。

1米ドル160円をつけた時点で、介入と思われる動きがあり、その後「円」は乱高下を繰り返しながら、いまは154円台まで円高水準に戻しています。

この最中、4月の米雇用統計が発表されました。

結果から申し上げれば、いつも話題になる「非農業部門の雇用者数」は、前月から17.5万人の増加と発表され、市場予想の24万人を大きく下回る数字で、ひとまず金融市場を安心させました。

労働需給のひっ迫感が一服したという解釈で、4月に相次いだインフレの高止まりを示す指標の発表に、疑心暗鬼に陥っていた市場に安心感を与えました。

とはいえ、この雇用統計は、ブレ幅の大きい指標であるため、あまり単月の結果にとらわれ過ぎてもいけません。

今年に入って、株高が加速していた最初の3ヵ月の反動で、暗い雰囲気が漂った4月ですが、久々に米政策金利引き下げの期待ができる指標が発表された事で、市場は少し元気を取り戻したようです。

ただ、消費者物価指数を始めとして、米国の金融政策の今後に影響を与える指標は、これからも次々と発表が続きます。

それら指標の発表に一喜一憂するのは、それを生業とする人たちに任せて、この市場の上下動を上手く利用しながら、しっかりと「資産形成」に取り組みましょう。

取り組み方に関しては、お気軽にご相談ください。

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